泳ぐマシュマロ

オー・ルーシー!の泳ぐマシュマロのレビュー・感想・評価

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)
4.0
@Stockholms feministiska filmfestival

スウェーデンで最新の日本映画が見られて嬉しい。座席は満杯。

寺島しのぶが痛すぎて痛すぎて、かなり笑ったけど、あぁやっぱり痛すぎる。
このタイトルやポスタービジュアルから想像するよりかなり陰気な映画です。ドロドロしていて、中々救いがない。

愛されたい欲から、アメリカ行ったり大金を出したり暴走する節子さん、いやルーシー。でもひねくれていてあまり優しくないので、人間関係は上手くいかず、愛されたい人にも愛されない。
いやいや、そんなことしたら、、、わかっていたでしょ、、と思うけど。。

冒頭シーンの影響で、電車が来るたびドキッとした。
老い、死、人間の裏表をあまりに身近に感じる日常生活で麻痺してた人間的な喜びを、節子はJohnのハグでルーシーとして爆発させてしまったんだなぁ。あの典型的ないわゆる日本企業の風土も、「老い」「死」を象徴しているようで、リアルだった。

小森(役所広司)は、トムは本当の自分とは真逆なんだと節子に打ち明ける。ルーシーは、節子として人生立て直せるのかな。

暗いけど、面白かった。
スウェーデン人にも相当ウケてました。