マオ

オー・ルーシー!のマオのレビュー・感想・評価

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)
1.0
何かで予告を見て勝手にコメディータッチを想像してたら、あまりに淡々と進む痛々しい物語で見なきゃよかったと後悔。
「勝手にふるえてろ」のようないわゆるこじらせ女が主人公なのだけど、40代女性というのもあってか共感よりもはやこうなったら怖いから気をつけないと、と思った。いや本当は共感できるとこがあったのかもしれないし、わたしはこうじゃないんだと思いたいだけかもしれない。
年齢関係なく彼女がある意味特別なだけだと思うけど、彼女の暴走は重すぎて痛すぎて、見てるのがしんどかった。

自分の望んでいた幸せをひょいとかっさらわれてから、どこか全てが投げやりでどうでもよくなっていた彼女の人生にまた一筋の暖かい希望が差すのだけど、いとも簡単に消える。
姉に奪われた幸せを、今度は姪に奪われようとしていて、そんなの許せない!今度こそは絶対負けたくない!と、恋心というよりかは復讐心の方が強かったのかな?
きっとこれでわたしを幸せになれるんだ、と渇いた心に流れた久しぶりの潤いをなくしてしまわぬようにと必死にもがいた彼女にも、いつか本当の純粋な潤いが見つかりますように。