彼女の人生は間違いじゃないの作品情報・感想・評価 - 66ページ目

「彼女の人生は間違いじゃない」に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.5
7月3本目の試写会は「彼女の人生は間違いじゃない」。

難しい作品だった。どっぷり「3.11」の映画でした。

仮設住宅に住む親娘。父は働かず、保証金でパチンコ屋通いの毎日。市役所で働く娘は、週末になると高速バスで東京へ通い、デリヘル嬢をしている。「3.11」から逃れられず、みんな壊れている。

普段は青春映画の匠、廣木隆一監督が、自らの処女小説を映画化した作品だが、ちょっと触れにくいところまで被災地で暮らす人々の心に踏み込んで描けたのは、福島出身の廣木監督であればこそであろう。

主人公みゆきを演じた瀧内公美は文字通り体当たりの演技。みゆきの父を演じた光石研と共に、悶々とした日常の中で自分を壊そうとする、自分を取り戻そうとする被災者の気持ちを熱演している。

みゆきの元カレがなかなか前を向かず、ずっと後ろ姿で、やっと横を向いたところで「恋人たち」の篠原篤だとわかる。「恋人たち」の時は、その素朴さが奇跡的に作品にマッチしてすごい熱量の演技になったが、、、いつまで経っても下手だなぁ。俳優なら、あそこまでだらしない身体でベッドシーンしちゃダメでしょ(^^)

でも、考えてみると、篠原篤、光石研、安藤玉恵と「恋人たち」組多いなあ。

遺骨そのものも汚染されているものは居住地に埋葬できないとか、この作品で初めて知った。保証金目当てで仮設住宅に壺を売りに来る男が叫ぶ「保証金もらって毎日ゴロゴロしてやがって!」 フィクションの中に、ノンフィクションの匂いがする。

わかりやすい「結」はないが、ほのかな希望は感じさせるラストだ。廣木隆一の福島への想いを、瀧内公美の体当たりの演技を「感じる」映画です。
蟻

蟻の感想・評価

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東日本大地震から気付けばもう6年経っていて、その間にまた別の大きな震災だったり事件があったりして、やっぱり時間が経つにつれてあんなに大きな震災も忘れられていってしまうんだなと思った。正直自分も忘れてはいなかったけど、気にすることはなくなっていた。だけどまだ全然町の状況とか回復してないところもたくさんあって、まだまだ色んな人が協力していかなきゃいけないんだって思った。福島と東京を行き来している主人公は、何をすることが正しいのか分からなくなって、でもやるしかないって感じでギリギリのところで生きていて強くも弱くも見えた。ああゆう危ない仕事をしていても高良さん演じる三浦みたいにそばでちゃんと守ってくれる人がいてくれてよかった。三浦が途中で劇団の人になったのはちょっと理解しきれなかった。けど高良さんは総じてかっこよかったです。主人公にとっては三浦が一番の救いだったんじゃないかなあ。
個人的にはすごく難しいテーマだったけど、今でも福島の復興に向けてやるべきことはたくさんあるってことが知れたのはよかったなと思う。辛くても前向きに頑張っていかなきゃいけない時もあるんだって思った。
廣木組にいる高良さんはとてもリラックスしていて本当に楽しそうで優しい笑顔で笑ってて、いいなぁって思いました。
#完成披露試写会
試写会参加しました。

主人公に希望がないのが辛かった。
いつまでこの生活続くのかなみたいな。
今自分が辛い状況で観に行こうと思ってる人は、多分強烈な映画の内容に引っ張られるのであまりお勧めしません。
きっと客観的に観られる状態だったら、福島に住む人とか東京でちょっと人と変わった仕事をしている人とか、そういう人に対する偏見とかがなくなって、物事に対する考え方の視野を広げることが出来るのかもしれない。
高良健吾ファンとしては、健吾さんは最高に良い役をしてると思っていて本当に物語の希望で王子で最高でした。
RYO

RYOの感想・評価

2.7
土地も人々の心も一度死んで、家族も恋人も壊れ、今なお深く傷ついてる被災の現状。対照的な渋谷の喧騒、デリヘルの現場。どっちも実は無関心で孤独で、最後は無垢な新しい命に心のよりどころや生きる希望があるのかな。
たまたま、私が生きてる時代に起きてしまったこの歴史的な被災は、これから何百年も深い遺恨を残す。無関心でいちゃいけないとあらためて思う。
みるめ

みるめの感想・評価

5.0
ひかりを
受け取れたような
気がした
癒された🌿



半野喜弘さんの
音楽美しい🎵
RAA

RAAの感想・評価

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自分がユキちゃんな気がしてメッチャ鬱になる

みんな意志をもって前見て生きてんだぞて感じた

映画に関わった人を見てからの本編ってすごく貴重。製作者の作品への思いをダイレクトに聞く機会が更に増えればいいと思う
高速道路を走るひきの画、ときおり入る空撮と静かなBGMが、やるせない現世から引き離すように、きもちを高めたり鎮めさせてくれる。
観ているときはつらく、それでも観終わったあとは救われたような思いさえする。
生きるという現実に向き合うことにスタートする人物たちの心情が、細やかで残酷で。
特に光石さんのたたずまいは、涙なしには観ていられなかった、心に刻み込まれる1作でした。
charo

charoの感想・評価

2.5
なんでこことここの、話をくっつけなきゃいけないのかなぁ。そう思ってしまった。
福島の原発とデリヘル嬢をやることがどうにも結びつかない。
とにかくもやもやした。
監督のカラーは存分に発揮されているが結局なんだ?
現状を知ることが出来た。
でもこの現状なら知ってるレベル。
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