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シャンハイのcorouigleのレビュー・感想・評価

シャンハイ(2010年製作の映画)
3.0
前からずっと観たかった

時代は1941年頃

暗い上海
雰囲気が凄く良い

~~

昔から海外でも「都会」を見るのが好きだ

見る、というか
訪れる、というか
古い建物を見ているだけでも楽しい

先日3年振りに飲んだ、
かつてともに欧州を訪れた友は
(2000年の話)
田舎/自然が好きと言っていたので
同じようなエリアに育った
幼馴染みのくせに
真逆なんだな、とは思った

当時は私も彼も
エコ♻に多少燃えており
フランスパリ
以外は
ドイツフライブルク
(環境首都)市内で
偶然会ったりした
(日程は伝えていたが..)
携帯もないのによく出会えたものだ

パリの後彼はスイスなど大自然へ
私は首都巡りのため
ブリュッセル
アムステルダム
ベルリン
フランクフルト
と周った

当時はまだ
世界を旅しやすかったのかも知れないが

その体験を今後の世代にもして頂くため
我々はアフターコロナに向け
いよいよ本気を出すべきなのだろう

上海を2008に訪れたとき
私は「貧富」について
考えた

私は貧しいのか
豊かなのか
心はどうなのか
(基本的に無駄なお金は使えないので
バックパッカー&ユースホステル使用の節約旅を心がける/上海では1500円の
4畳ワンルームのようなのに宿泊!/小さなTV/冷蔵庫/狭いベッドでキッツキツ!)

1人で巡ったから余計
考え込んだ

古い町である観光名所
上海老街(ラオジエ)で
約1時間、私は散策していた
ピン!と先がとんがった独特の屋根
重苦しい黒褐色の重厚な家具や装飾

富豪達の遺産だ

日本に留学していたこともあるという
日本語ペラペラの青年(公務員)に
つかまった
彼とは30分以上話していたと思う
主に、愚痴だった
給料が約3万円と安い
奥さんは先生だかで
これまた給料が安い

中国は正しい人口ではない
当時13億だが実は18億で
統計以上に
もっといる
国内では常識とのことだった

あぁだこうだと聞いていて
私はこういう飲み仲間のような存在を
いつしか失っていき
仕事や家庭に邁進するうち
友人から遠い存在になっているのかもしれないと思ったし
いままた書いていてそれを思い出した

タランティーノの話のように
どうでもいい話を

きっと私も誰かとしたいのだ

私が上海を好きな理由は
1/中国一の大都会である事
2/時速420㌔のリニアモーターカーが走っている事🚄
3/日本より先端な部分が
プドン(浦東)地区辺りに感じられた事

あの丸いテレビ塔、上海タワーの辺り。。

4/租界地区と呼ばれる
古い植民地時代の建物があること
5/L'Arc-en-Cielの
バー、restaurantなどが集う
お洒落地区があること
(近くに毛沢東の像、共産党が生まれた場所、等あった)

等、複数ある

最近は寝る前に太極拳もしていた
(腰リハビリと体幹の一環)
最近は下火

東京のように
国を代表する大都会だけが纏う独特の
雰囲気を

常に目撃したいからこそ
都心に今も心引かれ続ける

首都では独自の歴史と建築物
芸術に出会う事も

映画的叙情も、もしかすると
含まれるからかも知れない

中国人の1-2割
1-2億人がお金持ちだったとして
やはり彼らは国外でお金を落とすし
世界を動かす
導く

現代になくてはならない国になりつつある

けれどまだまだ日本にとっても
安心できる相手ではないし
脅威の面が強い

国民ひとりがどう思ったって
どうなるもんでもないが
国防費を増やそうとする政府や
世論今後の流れには
一応目は光らせたい

日本人
というか
父として
人として

2015年鑑賞12本中
9位

娘1才

本数は低空飛行開始
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