後編。
あらすじは今回省略。
ようやく決まった裕二との一戦や、前編で張られた伏線の回収と言える複雑に絡まった親子の縁。
後編はもっとシリアスなトーンで相変わらず盛りだくさんです。
この後編だけで2本作れるんじゃ?っていうくらい。
ただ、2本通していまいち自殺防止サークルのくだりはわからなかった、、。
とにかく演技に引き込まれたなと思ったシーンを少しメモ。
裕二との対戦のシーン。
もう菅田くんいっちゃってます笑
普通に気迫やばいし、ボクシングすご!って純粋になる。
あと、因縁の戦いを終えたはずなのに目の前から全て消えていく現実に直面した夜中のジムでの涙。
新次が抱える虚無感、喪失感がめちゃくちゃ伝わってきて観てるこっちも悲しかった、、。
そしてもちろん、
健二との対戦のシーン。
汗飛沫、血飛沫が飛びながら2人の間に入るアングルでのボクシングシーンは迫力と2人の鬼気迫る殴り合いがすごい。
そしてラスト、
新次に見つめられるシーン。
画面から目を逸らすことが許されないような、威圧感というか試合が終わってもなおすごい気迫を感じ、しばらく画面の前で固まってしまいました、、。
なんてすごい映画なんだろう。
でも全てを理解できたとは思えない。
たぶん2人にしかわからない世界だから。
2021年レビュー48本目。