前編で蒔かれた種が、刈り取られておらず残念。
結局、主役はバリカンだったのかなぁ…と、思わざるを得ないラスト。
原作を読んでいないので判らないが、テーゼを盛り込み過ぎて、集約できなかった感あり。
題名が題名だから、それで仕方がないのかもしれないけれど。
芳子や新次の母、バリカンの父の話は必要だったのだろうか?
こじつけとしか思えない人間関係。
中途で終わってしまったサークル。
集約できなかったのは
監督の力量不足?
脚本の未熟性?
前編が凄く面白かっただけに
本当に本当に
残念。
バリカンの最後の台詞が
浮いてしまって
勿体ない、と感じた。
私の感性が鈍すぎ???
2017.10.29 ミッドランドシネマにて鑑賞