前篇の時にいた十数人の観客も僕含めて2人になってた。今野杏南のおっぱいを二人で山分けしてやったぞ。
どちらかといえば自分を投影してくれてるのがバリカン建二だったので、これが見たかったと唸るラスト。あのカウントもダンサーインザダークを想起させて最高やったぜ。
ボクシング映画となると、否が応でもロッキーの下敷きが敷かれているわけでね。でも『100円の恋』然り、和製ロッキーをそのままやっても好きになるってことを考えると、別ベクトルでの快楽をくれたこのラストは偉大よ。
堀口の濡れ場、芳子親子問題の未回収とか後篇でも蛇足が出てしまったのが残念でならないね。