くす

あゝ、荒野 後篇のくすのネタバレレビュー・内容・結末

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

熱量はすごいけれど、ものすごく哲学的な映画
生とは、死とは、、
登場人物の何気ない一言がその答えを導いていた
(すけべ社長「人は不完全な死体として生まれてくる」
けんじ「繋がるため」
高校生「見てみたい、何のために戦うのか」など)
憎むことが生きる原動力であった新次と最後まで憎むことができなかったけんじ
対照的だけど、それゆえに2人の友情は美しかった
ラストシーンでけんじは、新次のようになりたいではなく、自分を生きて(たぶん…?)死んでいけたのだと思う
そして、菅田将暉、荒くれ者且つ純真な新次をとても魅力的に演じていた
こういう役の菅田将暉は本当に最高
くす

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