夏の日差し、秋のそよ風。
王国にそよそよと舞い散る。
赤い楓の葉を捕まえたオラフは、季節の移ろいを感じる。
秋の匂いに包まれながら、変わらないものってあるのかなと呟く。
「今の僕には怖いものがありすぎるよ。それは僕が子どもだからかな?大人になれば怖くなくなるのかな?」
暗闇に浮かび上がる怪物の影。
水が記憶する過去の真実。
変化はいつも恐れを連れて私たちの前に姿を現す。
その恐れは荒波のように襲いかかり、あっというまに炎で森を覆いつくす。
けれどその恐れの正体をよく見てみると、透き通るように美しい白馬だったり小さくて人懐っこいトカゲだったりする。
「エルサ、あなたは一人じゃないのよ。私を頼って。いつもそばにいるわ」
大きな変化を望んでいるときに限って、不安と恐れが邪魔をする。
そしてその恐れを乗り越えようとしても、一人ではなかなか難しい。
ダムは崩壊し、濁流が王国を飲み込もうとする。
けれど霧は晴れ、村人たちは初めて青空を見る。
「空ってこんなに広いのか」
変わるもの、変わらないもの。
変わっていくということは、洞窟に差し込む光に向かって歩いていくその一歩なのだと思った。
未知の旅へ 踏み出せと。未知の旅へ・・・
( ..)φ
昨日でGWも終わり、休み明け最初のイベントは映画鑑賞会でした。
友人が「1より好きかも」と言っていたのを思い出しながら鑑賞。
オラフのセリフにいちいちグッときて、「一人で抱え込みすぎないで」と心配するアナに涙がじわり。
氷の冷たさに手の感覚がなくなることもあれば、粉雪にうっとりすることもある。
考え方も捉え方も感じ方だって変わっていっていい。
自分自身の変化に対して、もっと前向きに柔軟に感じ取っていきたいなと思いました。