世界中で社会現象を巻き起こし、日本でも歴代3位となる興行収入255億円を記録した大ヒットディズニーアニメ「アナと雪の女王」の続編。姉エルサの氷と雪を操る力の秘密に迫る。
凍てついたアレンデール王国を救い、確固たる絆で結ばれたエルサとアナの姉妹は、幸せに暮らしていた。ある日エルサは、自分にしか聞こえない不思議な歌声を耳にする。その歌声に導かれるように姉妹は仲間の山男クリストフ、雪だるまのオラフと一緒に旅に出る。
雪と水の描写が相変わらず本物に近く、惚れ惚れしてしまった。正直な話、前作は日本公開前に鑑賞してそれっきりだったので話についていけるか不安だったものの、オラフが全てを説明してくれたので問題なし。オラフが愛される理由ここにあり。
ストーリーは謎の声に惹かれるエルサとそれについて行くアナたち、昔話に実は裏があって…と、謎が沢山ではあるがしっかり最後まで伏線を拾ってくれて大満足(お母様の秘密含め)。それにしても最初から最後までエルサの髪の流れにくぎづけだったな。途中クリストフの『恋の迷い子』が昭和の歌謡曲っぽくて親近感。
吹替版エンドロールでは松たか子、字幕版では我が推しバンド『Panic!At The Disco』のブレンドン・ユーリーが"Into the Unknown"を歌いきるという我得終幕。それに加えて謎の声で出演しているのはこちら私のアイコンとなっているAuroraちゃんでして、これを超えるエンディングは無いんですよ。問題はこれを劇場で浴びなかったこと。悔!
神田沙也加さんの訃報を知り、鑑賞を決めたけどもっと早くに観たかった。初めてのミュージカル観劇のメインキャストにいらっしゃったので個人的に勝手に思い入れがあり衝撃でした。ずっと愛される名作でありますように。