アナと雪の女王の続編。世界観はそのままに、映像や音楽がとっても素晴らしい作品。もしかしたら裏メッセージを読み解けてないだけなのかもしれないけど、ストーリーは典型的なファンタジー。アレンデール王国に危機が迫る。王国を救うためにエルサはアナ、クリストフ、オラフ、スヴェンと共に魔法の森へ、そして、両親から伝え聞いたアートハランへ向かい、王国の真実と自分の運命を知る。自然への愛、両親への愛、姉妹への愛、友人への愛、将来の結婚相手への愛。様々な愛に包まれた映画。エルサの人間を超越した存在感はめちゃくちゃ格好良い！エルサのことを誰よりも想い、信じて行動に移すアナに感情移入してしまう。一作目に続き、オラフのユーモアは最高だった。音楽と映像は、特にエルサが自分の運命を知るシーンがピークだった！それにしても、あれだけ自分勝手な祖父からこの愛情に包まれた姉妹が産まれたなぁと思った。未来のことが分からなくても、今正しいと思うことを実行に移すべし。時間が経つと色んな物が変わってしまうけど、真実の愛は不変。分かりやすいメッセージをストレートに伝えてくれる作品だった。是非子供達に見てほしい、そう思う一作。
