Aika

アナと雪の女王2のAikaのレビュー・感想・評価

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)
3.8
エルサはなぜ魔法を使えるのか。そのルーツを紐解く前作とは全く方向性の違う続編。

四元素にみる細部までこだわり尽くされた映像がキャラデザとしっくりこない。私にはエルサ達が浮いて見えてしまう。
この壮大な世界観はアナ雪ではなく全くの新作で観たかったというのが正直なところ。

あと自分の宿命をあっさりと受け入れる姉妹にもちょっともやる。
特にエルサはずっと我慢を強いられた人生だったんだし、イディナ繋がりで「Rent」でも観てモーリーンのように自由に生きてもいいんだよ?と言ってあげたい。背負うものの大きさの割に即決しすぎ。あれじゃまたレリゴーしちゃわない?
ディズニーさんポリコレ疲れなのか原点回帰なのか、これまた極端なのでは。
ガチャついた脚本といい私はあまり好みではなかったけど、前作に続きロペス夫妻の楽曲は素晴らしかったから結果よし!

クリストフ衝撃の80年代風ダサバラードから(後ろにQueenが見えたような…でもジョナグロが歌っただけでも感謝しなくては…そして男性キャラにこの曲風を当てるという皮肉がまさにロバートロペス!)四元素が旋律に溶け込み煌めくような楽曲まで、ディズニー神アランメンケンとは全く違うアプローチ、あらゆる要素を取り入れながらも主軸はブレずにロペス節!なのが最高。
ふたりの楽曲に興味を持った方はは「Avenue Q」「The Book of Mormon」もお勧めしたい!ふたつとも傑作ミュージカル、音楽配信系ならどこでも聞けます。

あと今作の推しソング「Into the Unknown」はイディナのための曲だな思うくらい、Wickedの「Defying Gravity」と構成と盛り上がり方が似てるように感じる。エルサのDiva感が増しましで、もはやイディナそのものだったけど、キーは彼女には高すぎて生で歌うのを見るといつもつらそう…そろそろイディナをエルサから解放してあげてほしい。このままじゃ声帯痛めそう。
プリンセスはソプラノ!にこだわる必要もないと思うので、違う声種のプリンセスも生まれたらいいな。

あとサントラ聞いた限り、前作に増して吹替(字幕)だと歌詞のメッセージがうまく伝わっていなかったので、ぜひ英語で歌詞は読んでみて欲しいです。ミュージカルの吹替は本当に難しいのはわかるんだけど…

一番笑ったのはハンス(サンティノ)の扱い、一番萌えたのはアナの決断に一切疑問を持たず即対応したクリストフ(ジョナグロ)の漢気!ということで、ふたりのデュエットを貼っておきます。ほぼサンティノだけど。
ふたりとも可愛すぎ♡大好き…!

https://youtu.be/dyx-ZHPyDHI