前作がわかりやすい王道だったのに対し、今作は勢力同士のいざこざや、物語構造の複雑さなど、割と難しめの物語になっていた。
変わらず、強い女性としてのアナとエルサが描かれながらも、未知の存在への恐怖、恐れ、偏見といったものを持ってしまうこと、それを捨て去り対等に向かい合うべきであることというテーマがあったように感じる。
シリアスになりがちなストーリーの緩衝材としてのオラフの活躍は健在で、オラフがとぼけるシーンでは劇場内の子どもたちの笑い声が漏れていた。
声優変更があったものの、それを感じさせない表現力で、非常に良かった。