アナと雪の女王2の作品情報・感想・評価 - 414ページ目

上映館(382館)

アナと雪の女王22019年製作の映画)

Frozen 2

上映日:2019年11月22日

製作国:

上映時間:103分

「アナと雪の女王2」に投稿された感想・評価

みー

みーの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

多様性の許容、尊重のお話。

抑圧から解放され、女王として幸せに暮らす中でもエルサはずっと"人とは違う"自分について悩み続けていて、悩みながらもその生活を愛しく思い大切にしていたことがもう泣けてしかたがなかった。まわりがそれを受け入れたとしても、自分の特異性がなくなるわけではなく、アイデンティティの基盤が不確定である不安は埋められるものではない。大切な人を守るため、自分を確かめるために進み戦うエルサがとにかく強くて美しかった。彼女の強さを作ったのが大切な人たちとの幸せな生活であったことがまた良い。エルサの衣装が変わるシーンは前作から通じてほんとに名場面名曲名シーンでまちがいない。心震える。

アナが「家族とゲームするのが嫌いな人もいるわよね」と、ゲーム中落ち着きをなくすエルサを気遣っていて、その成長ぶりが喜ばしかった。好奇心旺盛で前向きなだけだったアナがきちんと自分で考えを持ってまわりを気遣い、引っ張っていける人間になっていて、今作のアナは本当に強くて正しい。
アナがハンスのことをネタにしつつも絶対にハンスに恋をした過去の自分を否定しないしさせないところがとても良かった。

目的に必死になって命を落としかけるエルサを救ったのがエルサの意思をまよいなく受け取り考え目の前の正しいことを貫くアナで、そのアナが救えないと諦めたものまで丸ごと救ってみせるのがエルサで、ヒロインもヒーローもどちらの役割も目の前にあれば全うしてしまえる姉妹がとにかく尊い。

両親について、正直前作では人とは違う力を持つ子供に対して、一度の失敗で向かい合うことを放棄して抑圧し続けたいわば毒親だと思っていたのだけど、それが大きな勘違いであり、両親もまた多様性と共に生き、娘のために考え行動し、伝えようとしていたことが分かって良かった。また、両親のなれそめが王道で従来のおとぎ話的なものだったことで、より一層アナとエルサの次世代性が強調されていたのも面白かった。

クリストフも、ソロ曲のPVっぽさはちょっと面白かったけど、幼少期置き去りにされ親元との隔絶を受け入れざるを得なかったところから、よく愛する人のピンチに駆けつけて力になれる人間になったなと感慨深い。彼もまた孤独な人だったので、プロポーズできてよかった。置き去りにされるトラウマを愛するアナがちゃんと帰って来たことで乗り越えられた。「置いてってごめんね」「俺の愛はそんなもんじゃないぜ」みたいに軽く言ったけどとても大切なやり取りだった気がしてる。置いていかれても必ず帰ってくると信じて待てるほど大切な人を作れたのは実は繊細な男クリストフにとって大きな変化だと思う。初めからずっとプロポーズのことばっか考えてたのは、これだから男は~~~~ロマンチック一旦中止しろ~~~と少し思ってしまったけど、終盤間に合ったので良しとする。バラード歌うクリストフめっちゃイケボ。


ラスト、皆で一緒に暮らすのではなく、それぞれの場所で、森と王国で、連絡を取り合い思い合い暮らしていく二人とそれを認め協力するまわりの人々は本当に素敵。多様性を尊重する、受け入れるというのは、愛があれば分かり合えて、みんな仲良くひとつ処に暮らしましょーということではなくて、それぞれが大切にしているものごとを、大切にしているということ自体を理解し受け入れ、それぞれがいるべきところ、いたいところ、居やすいところにいられるようにすることなので、エルサの居場所が王国でなかったことは悪いことじゃないし、エルサの居場所が王国じゃなかったことを責めたり悲しんだりしないアナは完璧に正しい。ほんとうに最高のラスト。


フレーズの使い回しかたというか、共通させ方が上手く、全編通して楽曲のクオリティが高くてずっと楽しんでみていられる。
あと今回ドルビーシネマで観たけれどそれがめちゃくちゃ正解だった。まじめに歴代アニメーション最高の映像だと思う。実写以上。

冒頭のジェスチャーゲームのオラフをひとコマずつ見たいなと思っていたらパンフレットに載っていたので嬉しい。



正直冒頭からずっと続く新出単語ラッシュとあまり知らなかったアレンデール回りの地形がわりとキーになってしまうところがこの映画を理解させにくくしてしまっているように思えてならない。そこに脳のリソース割かれるからアナやエルサの思考や選択に寄り添う余裕が損なわれてしまうのでは、と他の人の感想を見て思う。けど冒頭に両親との会話でそこら辺の説明シーンを作っておこうとすると多分二時間くらいになってしまうし説明のための思い出パートの尺が全体のなかで増えすぎてしまうしバランス考えるとああするしかなかったのかもなーーーとわたしは納得できてしまうのだけどダメかな。
違和感としては、アートハランの中にアナとエルサの親族を名乗るものが一人もいなかったことが気になっている。族長は祖母なのかな?と一瞬思ってみてしまっていた。第五の精霊たる風の魔法を使う子がいなくなってしまったことをアートハランたちはどう受け止めていたのか。
あと気になるところとしては37年森に閉じ込められてた護衛たちが綺麗すぎてまじ魔法の森やな……となるのだけど、都合の良い解釈はないものか。


とにかく、アナもエルサもクリストフもオラフもマシュマロウもみんなみんなもう寂しくなくなって本当に良かった!という気持ち。
エルサ、アナ、クリストフ、スヴェン、オラフのパーティが精霊の森&エクストラステージを冒険するアクション映画でした。四精霊とのバトルでたたみかける展開はまさにジャンプ誌連載物のよう。ただ、本来なら時間をかけて攻略すべき試練をエルサがチートばりにさくさく進んでいくのが特徴的で、かつ気持ちが良いんです。今作の意外なヴィランにも驚きでした。恋するお姫様なんて昔の話。モアナで死滅した恋愛要素は、今作でもサブ扱いでした。新しいプリンセス像を堪能させてもらいました!
R

Rの感想・評価

3.5

今作は前作のようにわかりやすいストーリーではないから子供は理解できたのかなって思った。
エルサがアイデンティティを探す話でもあり、姉妹、家族の愛の話。それにプラスアルファでもう一つ重要な話が並行して描かれる。ネタバレになるので省きますが。
あとほぼサブストーリーでクリストファーの葛藤がありました。

ラスト30分くらいでこれどうやって着地するんだろうってずっと思ってたが、結末はうまい具合に描かれてた気がする。
一方でストーリーが全体的に散らばってた気もして、もう少し深く掘り下げる必要かがある内容もあったんじゃないかなあと。特に親の話とか。

映像と音楽は言うことなしで素晴らしかった。特に冒頭のミュージカルではグッと引き込まれてさすがだなと思った。
女性の強さてのも前作に続き、よく描かれてよかった。
yuu

yuuの感想・評価

4.0
オラフキャラ変した?ってくらい
笑っちゃったな〜くそ〜

エルサみたいな強い女の人もいいけどアナみたいな優しさで包み込んでくれる女の人も憧れる!
nao53

nao53の感想・評価

4.0
やたらと映像が綺麗なところがたまにあるので、IMAX推奨!
エルサ最強!
曲最高!

前後左右、全方位まごうかたなき超正統派ファンタジー。
ミュージカルみが強い。曲がまた良い。
EnoTaka

EnoTakaの感想・評価

3.8
なるほど、普通に面白かった。今回は結構ダークでシリアスな世界観だった。割と大人向けかも笑。1は内容は薄かったけどその分子どもでも分かりやすくて歌も親しみやすくてって感じだったけど、今回の2は内容はかなり作り込まれいたけどその分子どもたちにはちょっと分かりにくそうで、歌は相変わらず悪くないけど1ほど歌いやすくはないって感じだった。今作はかなり童話チックなストーリーで、それはそれですごく魅力的だった。あと1と同様に雪景色が綺麗だった。冬だなぁって感じがすごく伝わってくる。映像が素晴らしい。なんか神秘的だった。まあ悪くないと思う。
MyYouMe

MyYouMeの感想・評価

4.0
字幕版で鑑賞。
ダークファンタジーとまではいかないけどわりと前作からガラッと雰囲気を変えてきてて、私は2の方が好みかな。
なもんでストーリーはちょっと大人寄り。
エルサ素敵だったよカッコよかったよ、アナだって辛かったよね頑張ったね、二人とも幸せにおなり…ってことで結末にはそんなに抵抗はないです。予定調和なところは薄々分かっていたし。

全体的にシリアスと笑い要素のバランスも良く、前作のことあんまりよく覚えてないや〜って人向けへのカバーもしっかりとされている安心設計。

クリストフの80年代の色んな曲が混ざった風PVコーナーはめっちゃ笑ったw ジョナサン・グロフが歌ってるとgleeのジェシーを彷彿。あそこだけ浮いてたの絶対わざとだよね。

何はともあれ映像美がとんっっっでもないレベルで感動した!
フィヨルドの紅葉をはじめとする大自然、エルサの魔法の氷(エルサは動き全般良かった)、今作の重要なファクターのひとつである水。普通の2Dで観たけどそれなりの設備のあるスクリーンで観たらすごいんだろうな。
三角波

三角波の感想・評価

4.2
いい歳した大人が見知らぬちびっ子に挟まれて泣いてました。
前作にあまりピンと来なかった人にこそ、見てほしい作品。


マイノリティが自分の居場所を見つけた瞬間のあの感動、
心うち震えるあの気持ちを見事に映像で表現した、きっとアニメーション史に残るであろう素晴らしいエルサのシーン。

何が正しくて何が間違ってるかも見方次第で変わってしまう、曖昧で多様な時代だからこそというか
ものすごく現代っぽい話でした。
そして何より圧巻の映像。


本作で実に多様に描かれる「水」の美しさが特に際立っていて、
水滴から津波まで、
水というものの生命力や美しさを描くという点で
天気の子に通じるものがある、というよりも
日本のアニメーションを力任せにねじ伏せてそのまま一本勝ちしてしまうようなパワフルな表現力を痛いほど感じました。
Hattori

Hattoriの感想・評価

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面白くなかったです。
けど今回が今回なだけにオラフはなにしてもおもろい。たぶんあいつ白い粉すき。
106cinema

106cinemaの感想・評価

3.9
ナンバリングタイトルにふさわしい、堂々とした続編でよかった。蛇足感がなかったこと、これだけで十分に素晴らしい。

お伽話ではなく、神話みたいなファンタジー。

スタッフロールのLost in the woods がweezer でニヤっとした39歳、親世代。weezerには情けない男の曲がよく似合う。