ちゃーはん

ライオン・キングのちゃーはんのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.4
アニメ版はディズニーで1番好きな作品なので、とても楽しみにしてた。率直な感想としてはアニメも実写もそれぞれの良さがあるよねっていう鑑賞前の期待そのままって感じ。やっぱりストーリーと音楽が素晴らしいので、画は好みに依りますね。基本的に原作リスペクトな姿勢が現れてて安心感と安定感がすごかった。あらゆるシーンに自分の思い出が詰まっていて、少なくとも5回は泣いた。
ただ改めて見ると、この話って共感出来るようで意外と出来ないんだなあと思った。自分の運命から逃げるなという主題なんだろうけど、王族としての使命という側面しか見えないので共感要素としては薄いような気がしてしまった。
特記事項は実写が歌うことの若干の違和感と、ハイエナ陣の謎のヒエラルキーと、スカーのカリスマ性が薄かったことと、ナラとサラビが見分けられなかったことと、実写の虫はキツイことと、ラフィキが全体的にエモかったことと、Can you feel the love tonightのシーンは夜であって欲しかった…!ということ。シンバが甘えるシーンは至高でした。
ちゃーはん

ちゃーはん