あくとる

ライオン・キングのあくとるのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.5
正直、ただ『ライオンキング』の実写ってだけなら、自分は劇場まで足を運ばなかったかもしれません。
そんな自分がなぜ観に行くことに決めたかというと、主役があの"Childish Gambino"こと『ドナルド・グローバー』だからです!!!
ドラマ『Atlanta』激推しの自分としては見逃すわけにいきません!

その上、ビヨンセまで出演しているという豪華なキャスト。
そして何と言っても、監督があのジョン・ファブローなら、まず間違いないクオリティーは超えているだろうという信頼の下に鑑賞。





とにかく映像と音楽は文句無し!
予習として鑑賞した『Jungle Book』も素晴らしかったのですが、本作は更にその先へ到達した印象。
実写とCGの境目はもはや存在しないとすら思えてしまう。
特に毛並み表現、肌の質感はナチュラル過ぎる。

ただし、原作に忠実なストーリーはさすがに古典過ぎて正直退屈だったのは否めません。
この内容で119分は長すぎたような。
歌や映像美で頑張って引き伸ばしている様に感じてしまったのが残念(もちろんそのクオリティーは異常なまでに高いのですが)。