Ayaka16

ライオン・キングのAyaka16のレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
4.8
19年18本目。
【ライオン・キング(実写)4DX】観てきた。
初めての4DX勝手が分からずかなり興奮した。楽しかった〜絶対にまた行こう、今度から4DX対応作品はケチらず4DX版で観ようと心に決めた。
映画の評価は素晴らしいの一言。
というのも私幼少期からアニメ版全3作・スピンオフ作品の熱狂的ファンなのだが、本作はそういったアニメからのファンこそが観に行くべき作品。基本的な進み方はアニメ版と全く変わらない。
それをつまらないと思う人もいるだろうが、何が最高かってカット割りからカメラワーク、セリフ回しまで妥協せず完璧に再現してくれたのがかなり好感度高かった。セリフは多少言い回しの改良はあるもののほぼ一緒だし、ここはアニメ通り言って欲しい、と思った部分はほぼその通り言ってくれたのでマジ心躍った。

全く同じストーリーをわざわざリメイクする意味あるの?て言う人かなり多いけど、エンタメに、基本子供が楽しむ方のエンタメに、意味とか求めんの?綺麗!面白い!楽しい!から、で良いじゃん

開始2分オープニング「サークル・オブ・ライフ」の再現度にまず泣き、「王様になるのが待ちきれない」で懐かしさに泣き、ヌーの群れの登場で泣き、大好き最推しのティモンとプンバァが新声優でハクナ・マタタを歌いシンバが成長して泣き、最終決戦で泣いた。これ盛った表現じゃなくてガチで涙出ました。
大好きな「準備をしておけ」はよりミュージカル調かつ半尺になり歌詞の変更も行われたのがとてもショック。「牙も研いで準備は、出来た〜フハハハハ」が格好良いのに、「じゅ〜んび〜しろ〜」って。ちょっと笑っちャッた、耳障りだけだけど、やっぱりaを伸ばした音の方が格好良いんだよね、oooを伸ばしてもなんかちょっとお間抜けに聞こえてしまうというか。やけに最後長いディレイだし。
あとティモンとプンバァが最終決戦で囮をするシーン。ちょいネタバレになるけど、アニメ版だとフラダンスを踊る、って結構アニメ調のコミカルなシーンになるんだけど、この実写調CG作品だとどう表現するのかな、と思ったら美女と野獣歌いやがってマジ笑いました。劇団四季ね(笑)本当に最高。スピンオフ観まくってる私が、三ツ矢さんじゃないティモンを受け入れられるのか・・・と思ったけどめちゃくちゃアリだった。歌皆上手。上手すぎて誰しもアレンジ加えまくってたのがちょっと慣れない気はしたけど。大好きなティモンとプンバァがちゃんと大活躍して、メタ的ギャグ要員もきっちりこなしていてやっぱり最高でした。歌いながら笑うの面白すぎた(笑)ただまぁ、ティモンとプンバァは変わり者でそれぞれ自分の家族(群れ)とそりが合わず家出し2匹きりで孤独に気楽に暮らすキャラたちという認識だったので、、住処にモブ動物たちがたくさんおり一緒に暮らしている、っていうのはちょっと違和感。まぁこれだけ綺麗なCG作品なのでたくさん出した方が見栄えも良いんだろうけどね。「愛を感じて」も夜の曲なのに全然夜じゃないじゃんとか気になる部分はちょこっとあったけど全然楽しんで観てた。

アニメをたくさん観た人こそに観て欲しいリメイク。むしろ、ライオン・キングあんまり知らない」人はあんまり刺さらないかもな〜って気はした。

スカー超大好きなキャラだからもうちょっと格好良いキャラデザがよかったな〜というのだけ。アニメ版の壤晴彦氏の吹き替えがかなりかなりかなり良かったので印象が強すぎたせいもあるけど、スカー独特の狡賢さと「色気」は減った印象。細いけど、普通に強いライオンじゃん、って感じだった。
おバカなハイエナトリオも大好きだったんだけどシェンジが大昇格して司令塔姉さんになってたのはちょっとびっくり。バンザイとエドはカマリとアジジって別のキャラになってて悲しい〜。おバカは受け継がれているけれども全然キャラ立ち位置変わった。シェンジの昇格はアニメ版2ジラを彷彿とさせていた
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