「新鮮味は無いが迫力満点」
お馴染みディズニーの名作アニメを「ジャングル・ブック」のジョン・ファブロー監督が”超実写版”と銘打って実写化。超が付いてるからと言って過去に実写化したものがあったのかと思われる人もいるだろうが、普通に初実写化。
ライオンキングは何度か見てるし、「キングダムハーツ」シリーズもやってるのでストーリーは覚えてるが、この実写化はほぼ同じ内容と言っていいぐらいストーリーは変わってない。新たにオリジナルキャラも入れず、変なとこいじくり回すよりは全然良いが、正直新鮮味は無い。
じゃあ何を楽しみに見るかと言うとやっぱり映像。「ジャングル・ブック」の時も驚いたが今回も凄すぎる。マジで本物にしか見えないぐらいの映像マジック。シンバの子供時代の愛くるしさもちゃんと残ってるが、アニメ版に比べてスカーやハイエナ達の怖さがとびきり増してるのも子供達を視聴者として考えると一長一短か。個人的にはこのリアルさがまたアニメ版と違った味で大変満足できたが。
これだけ映像で魅せてくれるならストーリーは同じでも全然楽しめたわ。アニメ版視聴者は勿論、初見の人にも是非オススメ。