吉田ジャスティスカツヲ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

2.7
【いよいよ蛇足に感じました】


アムロレイが主人公である本筋の前日譚であり、ライバルキャラクター・シャアの過去を描く…
I〜Ⅵまでの【シリーズのなかでⅤにあたる今作】
機会があり私にとって劇場で観るのは、今回が初めてでした。

もっと大衆的なスターウォーズに例えると…本編の機動戦士ガンダムが昭和SW、
オリジンⅠ〜Ⅳまでが平成SW、
Ⅴ・Ⅵがローグワンだと思っていただけたら🤗

前回までの一つ一つの章では大なり小なり【ああ…そうなんだ。それで合点がいったよという発見】があり、その発見は初耳だけれど矛盾は無い…だから感動させられたものでした。だから楽しかったのです。

駄菓子菓子…今作はいよいよ本筋でも語られていて、教科書にも載っているような内容を、ただ映像化しただけ。
ファンの方にとっても新たな発見は無いように感じました。

見せ場にしたつもりなのでしょうか?コロニー落とし(民間人がたくさん住んでいる巨大宇宙ステーションを戦略的に南アメリカに衝突させて、結果地球人類の半分が死滅した事件)の裏側を見せている最中も、私は『いいからシャアを出せ。はよ進め』と思ってしまう心の離れかた😦

最後に、敢えて言わせてもらおう‼︎
【ここまでのあらすじが腹立つ程に長いと‼︎】
今シリーズファンの方にはとてもイライラする時間であり、ガンダム初見の方にとってはそれがあらすじ説明であっても全くついていけませんて。

なんなら何もかもわからない初見の方が、次回作のⅥだけを単体で観た方がまだ有意義なのではって構成でした。
なぜかと申しますと私の歴史の知識によると【本作の終了直後にアクションシーンが集中しているハズだからです】


あぁ腹立つ🤢