Miranda

ボヘミアン・ラプソディのMirandaのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
追記 11/27
3回見てきました、フレディマーキュリー、Queenについて更に知識を深めて2回目3回目と観にいったので、3度目ともなると感情移入の度合いがかなり深まって、様々な感情が入り混じって、やはり涙が止まらなかった。私が生まれたときには彼が亡くなって6年が経っていたが、フレディマーキュリーがいないということが信じられなくて、悲しくて仕方ない。知れば知るほどその悲しさが増す。彼の生前最後の曲 mother love(亡くなる数週間前にレコーディングされたもの)、そして最後のインタビューを聴いたらもう何とも言えない思いがこみ上げる、、
とにかくQueenそしてフレディマーキュリーのインタビューや、家族のインタビュー、ドキュメンタリー映像、彼についてメンバーたちが語っている映像などを見ると、より理解が深まる。そして彼が最後の最後までどれだけ周りを気遣い思いやりのある心優しい人であり、どれだけ偉大であったかがこれでもかというくらいに身に染みて実感できる。「曲を書いてよ。もう長くないってわかってるんだ」「どんどん詞を書いて。どんどん曲を書いて。僕は歌うから。きっと歌う。後は好きなように使って、仕上げてよ」こうブライアンに言ったそうだ。病状がかなり悪化していてまともに立っていることができない中でも、最後の最後まで歌い続けた。。。言葉にしようがない
彼が生きていたらと思うと悔やんでも悔やみきれない

あとPV撮影時のメイキング映像などメンバーたちの仲睦まじい姿を見ると本当に家族であったんだなと心温まる。特にRadio Ga Gaのメイキング大好き

『君は僕が話をする最後の人間だ
だからおそらく最高のインタビューがとれると思うよ 僕は世界を変えたいわけじゃない。幸せとは僕にとって一番大切なことでもし自分が幸せなら作品にもそれは表れる。結局、失敗して言い訳したってそれはすべて自分の責任だからね。僕はいつも自分自身に対して正直であると感じていたいし、生きている限りは人生を大いに楽しみたいんだ ほら、ちゃんとテープに録って使ってくれよ こんなに熱の入ったインタビューはないんだから。あとどれくらいだい?そろそろ飽きてきちゃったよ 』


追記前
Queenとの出会いから記録に納めておきたくてかなり長くなってしまいました笑

11月9日。遂に待ちに待ったこの日が来た!
言葉が出ません。感慨無量の一作。
鑑賞後のこの余韻がとても心地よい。
QUEENをフレディ・マーキュリーを更に好きになり、もっともっと知りたくなった。

Roger "You're a legend Fred"
Freddie "We're all legends".....

フレディ・マーキュリーは全てを超越してしまっている。本当に何もかも。偉大すぎる。今までも、これから先も永遠に唯一無二の存在であり続ける。そして当然のこと"QUEEN"も然り。

正しく奇跡の物語。

 こんなにもこんなにも待ち遠しくて毎日毎日QUEENを聞いてはトレイラーを見て興奮し、これ程まで鑑賞前に心臓がドキドキしていた映画は初めてだ。20世紀FOXのブライアンメイによるオリジナルバージョンが流れた瞬間から鳥肌。そしてオープニングのsomebody to loveから惹き込まれすぎて途中途中涙を流しながら135分間があっという間であった。ペルシャ系インド人であるというマイノリティであることのコンプレックスや、容姿のこと、セクシュアリティーのことなど天才フレディマーキュリーの抱えていた私たちには計り知れないほどの辛い葛藤や孤独、彼の苦悩が忠実に描き出されていた。それが犇々と伝わってきて、心が打ちのめされるような、どうしようもない抑えきれない感情が溢れ涙が止まらなかった。特に全てを手にしたフレディがずっと感じていた’’孤独’’は痛いほど感じ取ることができて見るのが辛かった。しかしブライアンメイ、ロジャーテイラー、ジョンディーコンという”家族”に出会い、”Queen”という唯一無二のバンドを結成したということは彼にとってどれだけ掛け替えのない存在となっていたことか。メアリーもそうだ。皆フレディのことをこの上なく愛している。そして彼も皆を尊敬し、愛しているのだ。彼とメアリーの数々の場面、そして彼の家族愛の強さをも描き出されており両親とのシーンにも非常に目頭が熱くなった。そして何と言ってもラスト21分のライブエイド!!!もはや言葉はいらない、感涙ものだ。あんなにも美しく力強い声を響き渡らせ観客と一体になるという、彼らにしかできない史上最強の圧巻のパフォーマンス。(実際にエイズということを知ったのはこのライブの2年後のことで、映画内での時系列は変更されていますが)ライブエイドの映像は事前に何度も見ていたのだが、完璧に完全再現でもう何と言ったら。見終わった後は放心状態ですぐに立つことができない程だった。ライブエイドで全てを出し切ったフレディは後悔していないだろうけど、でももっと生きていたかったよね。私たちも彼が生きていて欲しかった。”Who wants to live forever?" 彼の言葉が胸に刺さる。ずっとずっとずっと聴いていたかった。映画が終わってしまうのがこれほどまでに寂しかったことはない。ライブの各曲の歌詞も、エンドロールの映像も必見。それにしても私が生まれた1997年にはフレディが亡くなって6年が経っていたんだ、一度でもいいからライブに行ってみたかった。Queen世代の人が羨ましい。フレディに会いたい。

実は、私がQueenにはまったのはここ2ヶ月くらいのことなのだ。きっかけはもちろんのこと映画で予告を見たこと。Queenと言ったら有名どころの歌をCMなどで聞いたことがある程度で、最初は全然興味もなかったのだが、トレイラーを何度も見るようになってから気になり彼らの曲を聴き始めた。そしたらもう止まらない止まらない。こんなにも心打つ、洗練された美しい旋律を奏でる曲を聞いたのは初めてで彼らの曲を聴くようになってからは、他のアーティストの曲を聴けなくなるほどのめり込んだ。有名どころからマイナーソング、ライブバージョンまで150曲以上プレイリストに追加し、毎日毎日それらを聴く日々を送り、彼らについても英語文献やインタビューまで片っ端から調べた。益々魅了されていく。どの曲をとってもそれぞれ様々なジャンルに富んでいて、聞いている人をドラマチックな展開でワクワクさせる。聞いていて飽きるものが一つもないのだ。UKロックを良く聴くが、バンドというとやはりメインボーカルが作詞作曲を多数手がける場合が多く、必然的に同じような曲調やジャンルのもので占められる傾向にあるので絶えず聴いていると飽きてきてしまう。が!しかし!Queenは全くをもってそのような現象が起きない。彼らの曲はいつまで聞き続けようが飽きることがなく、不思議なことに何度も聞けば聞くほど新鮮で、永遠に聴いていたくなる。このような体験は自分にとって初めてのことで、まるで魔法にかかったかのように"Queen"の魅力に取り憑かれ、抜け出せなくなった。ここまで心揺さぶられるアーティストに出会ったことも初めてで感極まっている。現在大学生の私だが、Queenは全てが新鮮で、新たな感覚を味わせてくれた。フレディの独創的なアイディアは終わることを知らず、オペラロックというジャンルには特に感銘と衝撃を受けた。フレディの生前インタビューで、"僕はリーダーではなくリードシンガーなだけで、4人皆平等なんだよ"だとか"衣装とか行き過ぎたりしてるかもしれないけど僕が楽しんでることが観客に伝わればそれでいいんだ"と言っている姿を見て、彼のカリスマ性やユーモア、そして底知れぬ優しさなど彼ならではのパーソナリティが溢れ出ていて偉大さを改めて実感。彼は破天荒であるが、彼の発する言葉一つ一つには深い意味が込められており、インタビューを見ると感嘆させられる。インタビューやメイキング映像などを見て、彼らは本当にお互いが好きで"家族"だったんだなということも深く感じ取ることができた。どうしようもなく彼らという存在、そして彼らの楽曲が尊い。そして、もうこの上なくフレディマーキュリー、ファルークバルサラが大好きだ、、

俳優陣も完璧で、ここまで優れたキャストを集めることができたことには控えめに言ってもう驚嘆である。ラミマレックはエジプト系アメリカ人で幼少期に移民としてアメリカへ渡り、フレディとも重なるマイノリティであるということからもフレディマーキュリーを巧妙に演じ切っている。顔が似ているというわけではないのに、彼の動きや目線のやり方、一つ一つの細かい仕草がフレディそのもであり憑依したのかと思う程だ。そしてブライアンメイ役のグウィリムリー、ロジャーテイラー役のベンハーディー、ジョンディーコン役のジョゼフマゼロ、メアリー役のルーシーボイントンなど一人一人が素晴らしくマッチングしており、ここでもまた申し分なく驚きだ。彼らはただ単に似せているなどの次元ではなく彼らがもう既に本人たちにになっていた。インタビューを見ても明らかであるが、彼らがどれだけの努力をしてきたか、そしてどれだけQueenを愛しているかということが顕著に表れていて、この映画はQueenへの、フレディマーキュリーへの’’愛’’によって作られたものだと実感し胸が熱くなった。フレディも天国で喜んでるのかななんて思ったり。音楽総指揮であるQueenのブライアンメイ、ロジャーテイラーには感謝しかありません。とにかくキャスティングが見事すぎて製作陣の皆さんありがとうございました。大好きなセリフやシーンが沢山ありますが、やはりボヘミアンラプソディーを皆でレコーディングしていた場面は最高!!!ガリレオって誰?って笑笑 ああ語りきれない、語りきれないです。最上級の言葉で表しても足りない!!!!!この素晴らしさをそのまま完璧に伝えるために語彙力を増やさなくては。笑

実際の時系列と異なる部分もあったり、もっと彼らの成り立ちなどストーリーに深みを出して欲しかったという気持ちもありますが、最後のライブエイドを何が何でも入れたかったとなるとそれも納得せざるを得ない。(カット部分をいれるとライブエイド全曲収録込みで計5時間くらいにもなるそうで、カットなしだとかなり内容も濃くなっているんじゃないかな)もうここまで心動かされた映画はないですし、QUEENという偉大なアーティストの映画をQUEENへの愛の溢れる素晴らしキャスト陣と共に製作してくださったことに大感謝です。実際のライブには行くことができないので、何度も映画館でQUEENのライブを味わってきます。

内容の濃いパンフレットもサントラも宝物。ファイルも色合いが素晴らしい!!!レコードも欲しくなってきた、クリスマスプレゼントはライブDVDで決まり👑笑