Aika

ボヘミアン・ラプソディのAikaのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.3
流行りに惑わされがちな私のプレイリストに、容量をどデカく取り続けている唯一のバンド「Queen」

初めて「Bohemian Rhapsody」を聞いたときの衝撃は昨日のことのように覚えてる。
この曲なにが起こってるの!?拍子は!?転調!?ガリレオ!?てかオペラ!?●□★…!?てなったなぁ。

正直ここまでフレディ中心にするならば、彼のアイデンティティやクィアとしての視点、人間関係にもっと切り込んでもよかったと思うし、伝記ものとして特段優れているとは思わない。
でもこれは絶対的女王Queen、そして唯一無二の存在フレディ・マーキュリーの「Somebody to Love」な物語。
ライヴエイドに辿り着いたときは、アイメイクは全て落ちていた。
観客CG過ぎだよ…と突っ込みながらも、あのカメラワークに、Queenの音楽に、フレディの煌めきに酔いしれた。

私が彼らを知ったときもうフレディは亡くなっていて、オンタイムで彼らに熱意を捧げられなかったことが本当に悔しいなと改めて思った。

満員の劇場を出たら当時ライヴエイドを見たらしきおじさまが「ピアノのペプシやビール瓶の配置が完璧なんだよ…!」と興奮していたり、若い男の子が「Queenてマジこんなかっこいいの知らなかったよ!」と熱く語ってたり、みんなまた私を泣かす気なの!とひとり心の中で叫びながら仕事に向かいました笑

【Live Zound】にて
↑今作の音の調整とてもよかった!低音に強いチッタさんさすがです♡
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