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ボヘミアン・ラプソディのゲルのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.9
スタイリッシュでテンポの良い、ミュージシャンの半生的作品。
135分があっという間だった。
ミュージシャンものとしてはよくあるストーリーだけれど、フレディ役のラミ・マレックが本人になりきっていて素晴らしい。
終盤のライブシーンはとにかく楽しくて、こういう音楽作品は音響の整った劇場で観るべき。
Queenの音楽は誰もが知っているし、誰でも楽しめると思う。
ただ、一般受けを狙ってかちょっときれいに描きすぎ。
もっと汚い部分も当然あるだろうに、まるっとオブラートに包んでしまった感じで、深みには欠ける。
この作品を観ただけではフレディの音楽的ルーツがわからないので、その辺も描いてほしかった。
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