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ボヘミアン・ラプソディのcrimsonのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

伝説のボーカリスト、フレディ・マーキュリーの伝記映画。
って言ったら怒られるな。ブライアン・メイがアートだって言ってるから(笑)

とにかく伝説のバンドQUEENについて描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』を公開初日レイトショーで鑑賞してきました。
僕はQUEEN直撃世代ではありません。
多分自分より10歳くらい上の方々が直撃世代かな。
なので、僕はQUEENの数々の逸話や伝説を後から知った世代です。
初めてQUEENを知ったのは1986年辺り。11歳くらいの時。
映画『ハイランダー』の劇中歌を手掛けたバンドとして知りました。
なので『カインド・オブ・マジック』が僕のQUEEN初体験。
で遡って聴いてみたら、これがまた凄いの何の。
で、暫くしてフレディがHIVで亡くなったというニュース。
唖然ですよね。

この映画を、映画としてどうのこうのってのは語るだけ野暮。

オープニングの20世紀フォックスのサーチライトからもう鳥肌が。
一聴してわかるブライアン・メイのギターにロジャーのドラムス。
ヤバイ‼︎
『シザーハンズ』以来だわ、20世紀フォックスのサーチライトで鳥肌立ったの。
そして、あっと言う間の2時間15分。

似てる、似てない論争もあるでしょうが、個人的な感想を言えば、本人とは別の役者がQUEENのメンバーを演じてるんだけど、似てる似てないというより、もう途中からフレディはもとよりブライアン・メイ、ロジャー・テイラーにジョン・ディーコン本人にしか見えない。
キャスティングにしろ役者の演技にしろ見事だと思いました。
GOTのベイリッシュ公もいて(笑)

物語の信憑性も、第3者が語る話ではなく、ちゃんとブライアンとロジャーも関わってるから説得力あるし、何より逸話でしか知らなかった、数々の名曲誕生秘話が見事に再現されていて涙。

1985年のウェンブリー・スタジアムでのライブエイド。
実際フレディがHIV感染を知るのはその2年後だとしても、偶然か必然か、あのセットリストの意味が映画の物語と重なり涙。
特にラスト10数分。
圧巻です
これは映画っていうより、あの時あの場所に行けなかった人をあの場所へ連れて行ってくれる奇跡そのもの。
まさに音楽を愛する人たち全てに向けられた最高のプレゼント。

QUEEN好きな人、興味ある人。いや、音楽好きな人は必見。

追記:
パンフレットの1P目には名だたる大物アーティストからのフレディへの思い出のコメントが‼︎
改めてフレディ・マーキュリーは凄いなと。

さらに監修に増田っちBURRN!編集長の名前も‼︎
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