Snowman

ボヘミアン・ラプソディのSnowmanのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.8
アバを聞いて80年代初頭洋楽にハマった者のとしてはクィーンはもちろん知ってはいたが、その頃に出した楽曲がフラッシュゴードンだったのでイマイチハマらんかった。
バイセクシャルでエイズで亡くなったのはよく知られた話で、それぐらいで後は薄っすらとしか知らない。

今作で出自やバンド結成の経緯、メアリという女性の存在、仲間との確執などを興味深く見れた。

才能があるが故の孤独感と苦悩なんかは、羊の群れで暮らしている私には到底分からんし共感できることが少ない。
ただ才能がある者同士のぶつかり合いなどは、どこの世界でもあるよね〜。

映画としてはイマイチで、何故かというとフレディ役がそっくりさん感が滲み出てモノマネぽく感じのめり込めなかった。
最後のライブも本当の映像を流しても良かったんじゃないかと思った。

そんなことを言いつつも冒頭の歌を聞いた段階で涙腺が緩み、最後のライブでは歌詞の字幕もあって心に響く内容で感動することしきりでした。これ欧米の人なら直接感じ取れるから、たまらんやろなぁ。

帰りの車中はもちろんクィーンで今まで聞いた感じとは違う風に聞こえ余韻に浸りましたよ。

偉大なパフォマーフレディよ永遠に!
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