映画的な完成度は高くないが、しかしそれでも充分に感動できる佳作。 特にラストの「Live Aid」のシーンが圧巻。これをメインイベントに選んだ時点でこの映画の成功は約束されたようなもの。そして「We are the champions」の和訳の歌詞が出ることがこれほどまでに意味のあることとは。 作り手も熱意が映画としての完成度を超えた稀有な例。 DOLBY-ATMOSがこれほどまで効果に使われたのも初めての経験。 それほどまでクィーンに思い入れがなくとも、とにかく泣ける一作。 子供達も感動していた様子。