まこぞー

ボヘミアン・ラプソディのまこぞーのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
20世紀フォックスのロゴタイトルからもう痺れる。
ライブの中に放り込まれたような興奮と浮遊感で、今も耳の奥がわんわんと響いています。
ストーリーは奇をてらうことなく、バンドものの王道だったけど、それがよかった。
若さのきらめきと、切なさと、爆発の後に残る寂しさに泣けた。
フレディの結末をリアルタイムで知る世代なので、余計にきゅーっと心を握られたのかも。
大きな才能は、大きな孤独と共にあるんだと、いつも思う。フレディが抱えていた苦悩は想像するしかないけれど、でも、彼がクィーンでよかった。
あの4人が出会って、本当によかったと思う。
フレディのいない現実は寂しいけれど、足をふみ鳴らし、手拍子をうち、拳を突き上げて、走って帰ろう。
そんな映画でした。
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