ゆめちん

ボヘミアン・ラプソディのゆめちんのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
ボヘミアン・ラプソディ

伝説のバンドQUEENのボーカル"フレディ・マーキュリー"の華やかな成功と波乱万丈の人生を描いた作品。

久しぶりに観ていて鳥肌が立ち、終始圧倒されながら、鑑賞後の余韻がいつまでも残る、そんな素晴らしい作品でした。

QUEENのファンにも、そうでない人にも伝わる圧倒的な音楽の魅力、それらが観客にエネルギーを与えるかのようなラスト21分間のステージに心が震え、それらの全てが演技を超えたもので、音楽映画としてはこれ以上ないものでした。

"Bohemian Rhapsody"の逸話をしっかりと見せてくれたり、"We Will Rock You"の"観客と一緒に"から生まれたあのリズムの誕生秘話だったり、名曲の裏側を惜しみなく映像にしてくれているのがたまりません。
さらにそれらの曲を絶妙なタイミングで挟みこむライブシーンの演出も見事でした。

そして、キャスティングが優れているのも、素晴らしい作品に仕上がっている理由でしょう。
目の前にはフレディが乗り移ったかのようなラミ・マレックがいましたし、ブライアン役のグウィリム・リーはもうブライアンにしか見えません、ロジャー役のベン・ハーディやジョン役のジョゼフ・マッゼロも文句のつけようがなく、4人が4人すべて完璧でした。
そしてフレディを思うメアリーを、ルーシー・ボーイントンが魅力いっぱいに演じ、いいアクセントになっています。

"LIVE AID"に終始目が行きがちですが、フレディの孤独感、抱える様々な問題や葛藤をしっかり描き、それらを象徴するかのように、作品の中でフレディの“背中”を印象的に映し出す効果は見事でした。

今度はIMAXでもう一度観たいと思いますが、それまで5.0は取っておきます😊

【2回目 IMAXで鑑賞】2018.12.26
やはりIMAXで見てよかった。ストーリーが分かったいるのに、同じところで涙がでました。
スコアー5.0に変更します🤣

【3回目 鑑賞】2019.1.4
もう何も言えず。
一人で拍手していました。最高でした。
ゆめちん

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