クイーンが好きだったらもっと楽しめたかもしれない…
まず思ったのは、フレディマーキュリーって結構嫌な奴だな…と笑
時にはバンドメンバーがかわいそうに思えてしまうほど傲慢さを奮うフレディ。だが、彼には唯一無二の才能があった。だからこそ周りの人物は彼に惹きつけられるわけで…。バンド内でのいざこざを音楽で解決しようとしていたシーンがいくつかあり、これがクイーンというバンドなんだと感じた。
この映画は、LGBTという題材に真正面から取り組んでいた。叶わない恋の悲しさをラミマレックの表情が一層盛り立てる。禁断の恋の始まり方のカットも独特で良い。
消えていく愛、増えていく酒…フレディが落ちぶれていくシーンの描き方が良かった。
最後のライブは圧巻でしたね。体がノッてしまいました。