りめんばーみー

ボヘミアン・ラプソディのりめんばーみーのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

有名曲を知ってるだけで、彼らのメンバー構成も全く知らない。
クイーンに詳しい人から見ると“わかってねえ!”と思われると思う。
※ネタバレ(史実だからネタバレもないのだが)もあるので、ネタバレのカバーかけます。

【最後のライブのためにある映画】
これを見るためだけに、行く価値がある。
ここは鳥肌がたった。
本当は手拍子して、声出して、ノリノリで見たかった(絶叫上映やるのかな?)。

【もう一つ好きなシーン】
HIV感染がわかり、病院を出るときのシーンがとても好き。
歌った青年もHIVだと思う。あの当時のHIV→AIDSの発生率はわからないが、見る限り高かっただろう。
あの青年にとって、フレディに歌で答えてもらったことが生きる希望にもなったかもしれない。

このシーンの「やっぱりそうだった」というフレディの諦観と絶望、そして希望を与えるところが一体となっていて、とても好きなシーン。


【途中は『ジャージーボーイズ』のパクリ?】
途中は『ジャージー・ボーイズ』とほとんど同じ。というか意識してそうなったのか?と思えるほど、同じ展開(最後にライブでしめるところも同じだが、それは許す)。
1人の天才が作り、成功し、そして壊す物語であり、同じ業界だから流れが同じでもしょうがないのだが、それにしても工夫が足りないと思う。
メンバーに焦点を当てる、各曲を掘り下げるなどの工夫が欲しかった。
だから、ラストのライブシーンまでなんだかモヤモヤしながら観ていた。
よって3。
映画としてはもっと低い点数。ただし、ライブシーンは本当に良かったのでこの点数。


追記
私がフォローさせていただいているmarrisonさんのレビューは必見です!
こんなに熱量のレビューを見たことがない。ひとつの作品です。
探して見るべし!!

追記2
評価されてるけど『ジャージーボーイズ』を観てみ。
まーーーたく、同じくだから。
りめんばーみー

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