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ボヘミアン・ラプソディのATSUYAのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.8
監督 : ブライアン・シンガー
デクスター・フレッチャー
主演 : ラミ・マレック
共演 : ルーシー・ボイントン
グウィリム・リー 他

2018年のイギリス・アメリカ共同製作の伝記映画。イギリスのロックバンドQueenのフレディ・マーキュリーに焦点を当て、バンドの結成から1985年のライヴ・エイドまでを描いた伝記ミュージカル映画である。

Queenのギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーが音楽プロデューサーを務めている。

【感想】
ついに見てきました〜〜!!言いたいことが沢山あるので、長く書いていきます🎸

今作『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されると知るまで、僕のQueenについての知識と言えば、『ビッグバン・セオリー』で流れた「we are the champion」と高校野球の応援歌で使われる 「we will rock you」とフレディ・マーキュリーという名前だけでした。

そして公開を知り、色々な曲を聴いているうちにどんどんハマっていき、映画への期待が高まってきました。ただその期待とは裏腹にまだまだ知らない曲が沢山あるけれど、聴かなくても大丈夫かな、なんて不安も持っていたんです。リアルタイムで聞いていた世代ではありませんし。

しかし、そんな不安は完全に吹っ飛びました。最高の最高の最高です。完全に心揺さぶられました。ありがとうございます。

150分間、フレディ・マーキュリーという天才とQueenの伝説を最大限に感じることができました。彼の生きている時代を知らない自分としては、本当に幸せな体験でしたね。

また、輝かしい功績や素晴らしい曲に隠れた、フレディの家族との関係、メンバーとの関係、孤独、そして性についての葛藤を見て、胸を打たれるものがありました。その分、ラストのライブ・エイドの「we are the champion」はいつも以上に素晴らしく聞こえました。このシーンを入れてくれたブライアン・シンガー監督かデクスター・フレッチャー監督に感謝を申し上げたいです。

ちなみに、僕が特に好きだった曲は、「RADIO GA GA」です。メンバーとスタッフと観客とテレビでライブを見る視聴者とが一体になっている感じがとても良かったです。

予告では「Queenの曲を唯一超える彼の物語」って書いてありました。確かにその通りだと思いますが、フレディ1人だけの物語ではないので、ちょっとだけこの文章には違和感も感じました。

ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン、彼らQueenのメンバーがいたからこそフレディは輝けたわけですからね。存在感の薄いディーコンもバンドの解散を危機を救ってますよね。メアリーやジムなど、周りの支えもとても大きかったと思います。

それにしても、メンバー達の顔や動きは本当に似てました。PVを何本か見て行ったのですが、あまりにもそっくりだったので、驚きました。これはラミ・マック始め、彼らの演技の賜物ですね。

亡くなった後にも尚、僕ら若い世代にも、リアルタイムで聴いたいた世代にも、感動と生きる希望を与えてくれるフレディ・マーキュリーとメンバーとQueenの名曲達をこれからも好きで居続けます!

『ボヘミアン・ラプソディ』『カメラを止めるな!』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』という歴史に残る作品を映画館で見ることができた2018年は本当に良い年でした。まだ終わってないんですけどね。2019年も楽しみです。
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