watarihiro

ボヘミアン・ラプソディのwatarihiroのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.8
劇場鑑賞119本目

インド系イギリス人のファルーク・バルサラはよく夜遊びする青年でいつも父親と口論。ある夜、近所のライブハウスに行ったらスマイルというバンドの演奏を鑑賞した。興味を持ったファルークはライブ終了後、彼らを探す。だがライブハウス裏でスマイルのメンバーは口論。ボーカルが抜け、ギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラーが残った。それを見たファルークはボーカルとしてスマイルに加入した。その後、ベースのジョン・ディーコンが加わり、新生スマイルとして活動。一年後、バンド名は「Queen」となり、ファーストアルバムをリリース。そして、ファルーク・バルサラはフレディ・マーキュリーと改名した、、、。

最初の20世紀FOXのテーマソングがギターで流れ、秒でアガりました。始まり方がカッコいいです。

本作で描かれるバンドの誕生と成功。そしてフレディ・マーキュリー自身が抱える同性愛への目覚め、裏切り、そして対立。成功すればするほど膨らむ新たな苦悩。それでも彼らは音楽をやめなかった。次々と流れる聞いたことのあるイントロとフレーズで毎回興奮しちゃいますね。Dolby Atomosのお陰です。

多分最初に知った曲はCMでも流れてたWe Will Rock You。そしてキムタク主演のプライドで流れてたI Was Born To Love YouとかToo Much Love Will Kill You。そういえばBohemian Rhapsodyはハッチポッチステーションで替え歌されてましたね。日本でのQueen愛は深いと思います。

優しいブライアン・メイがお客様のために考案したあの曲の誕生は興奮しました。ロックとかポップといった枠にはまらずに名曲を生み出し、'Queen'というジャンルを作り上げてカッコいい人生を歩んでるなぁと思い感動ばかりです。

最後のライブシーンは泣いちゃう人いるんじないでしょうか。彼が死んだ時は私2歳ぐらいで、リアルタイムで見てないんですが、泣きそうにはなりますね。最高の舞台での最高のライブ。これこそ伝説ですね。バンド名が忘れ去られる事はないでしょう。

フレディ・マーキュリー演じたラミ・マレック良かったです。フレディそのものでしたね。正直ストーリー性でイマイチな所は感じましたが、私の中で高得点です!
watarihiro

watarihiro