Queen世代でもなければ特別な思い入れがあるわけじゃないのに、クライマックスで思わず泣いちゃった。
どんなに家の視聴環境がよかったとしても、劇場で観るべき！
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封切直後に見たのに「バッドジーニアス」をもっかい見たり、ボーダーラインの予習も兼ねて「ウインドリバー」をもっかい見に行ってたら、仕事が繁忙期に突入してしまいました😩
封切すぐとあって朝イチの回にも関わらず客席はほぼ満席。
観客の年齢層が高い！
高いけど、かつて熱狂した世代がご夫婦で見にきてたりして、何かこうホッコリしてしまった。
伝記映画としては凡庸なストーリーだったけど、フレディ・マーキューの波乱万丈・毀誉褒貶に満ちた生き様がぶっ飛びすぎて目が話せない。最後まで飽きずに、駆け抜けるような映画体験だった。
名曲多すぎて、映画のBGMには贅沢すぎるくらい。
日本の配給会社がイチイチ和訳を字幕にしてくれて大変ありがたい。通常劇中の歌詞については台本にない部分なので、字幕翻訳を入れないのが通例なのに（権利関係で出費が嵩むのも嫌がる理由かも）
Queenにハードな思い入れのある人ほど些末が気になってしまったり、同時代体験してて史実との違いに憤ってしまう人もいるとか。それだけ作り込みが良く出来てて、些細な違いが目についてしまうんだろう。
尺やドラマチックな盛り上げの要請から、とかくファンタジーに振り切りがちな音楽伝記映画。マイルス・デイビスの「MILS AHEAD 」に比べれば、完全再現ドラマといっていい再現度だと思う😅
メンバー４人が生き写しのような佇まいが凄い！
「ジュラシック・パーク」でラプトルから逃げ惑ってた小さな男の子が、大きくなってジョン・ディーコンに成長したかと思うと感慨深い。
エンドクレジットでマイク・マイヤーズを見つけて「出てたか？」と思って調べたら、あのレコード会社の社長か！ 憎まれ役なのに、どこか愛嬌があって憎みきれない小物感はマイク・マイヤーズのお陰かも。
94本目
