彼らのことは、1990年代後半に大好きで。
ただその頃はすでに彼は亡くなってて。
女装髭おじさんの印象が爆裂に強く
音楽とそのパフォーマンスに影響を受けまくりました。
今回この映画を観て、
初めて知る彼ら
初めて知るフレディ
がそこにいました。
とても地に足がついた彼ら。
それが最大のギャプ。
そのギャプに心から安堵したことが、
この映画を観て一番良かったこと。
そしてフレディの苦しみ。
自ら家族から距離を置き、
自分の居場所を探して見つけた家族。
見つけた心を許せる家族。
全てが見えなくなり失った家族。
一番大切なモノが家族と気づき、
取り戻した家族。
最後に気づいた最後の家族。
すべて家族の映画。
彼の才能も輝きも絶望も
全部家族があるからこそ生まれたものなんだろうな。
そこに真正面から
向き合うことも苦しかっただろうな。
よく頑張った、フレディおいたん!
泣けるよ、あなたの生きざま。