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ボヘミアン・ラプソディのみかんのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
5.0
​昔はなかったけど、近ごろは歌を聴いて考えるより先に涙がでることがたまにある。
本作も、そう。
ライブ・エイドのシーンは、胸をぎゅっと締め付けられ、感極まって思わず泣いてしまった。
メロディーや歌詞に自分の感情や経験を勝手に重ねて、同じ思いを共有しているような感覚をもって、満たされる。
それだけじゃなく、​圧倒的な​​熱量や観客を巻き込んだ一体感​に​、心を震わせられるというか。
Queen世代ではないですが(いわゆる2次ブーム世代です)、劇中に流れる名曲はほとんど耳にしたことがあるし、それほど私達の中に息づいてる。
​​彼の、彼らの人生を燃やした濃い瞬間を詰め込んだ一曲一曲を"体感"したような、ライブ感のある素敵な映画でした。
劇中の彼は成功するにつれ大勢から愛されていたけど、常に孤独は満たされず愛を探しつづけながら、それでも高みへ突き進み続けていた。その姿に、ラミ・マレックが『自分のアイデンティティを見つけようとした一人の男を演じた』と言うとおり、枠組みにとらわれない自分自身や愛をみつけたいと願う、誰もが抱くその思いを重ねて、映像と曲へさらに引き込まれていきました。
帰ってからアルバムをひっぱりだして、余韻に浸っています。

2018.12.03 追記
2回目見てきました!
2回目のほうが泣いた。。。
ライブ・エイド音源が聴きたくて、サントラも購入してエンドレスです!

2018.12.07 追記
3回目見てきました。
まだまだ同じ熱量で見れそうです。
余裕があればもう一回くらい劇場で見たいな。。。

2018.12.11&17 追記
4・5回目見てきた。とりあえず満足です!
特にkeep yourself aliveばかり繰り返してしまう。
2回目以降はフレディ以外のメンバーばかり見てましたが、グウィリム・リーもベン・ハーディも男前で当時の衣装や髪型も似合ってるし、演奏シーンも良かった。ジョセフ・マゼロの優しい表情もすごい好きでした。
ジョセフ・マゼロってジュラシック・パークやマイ・フレンド・フォーエバーの子役ってことに最近気付いて驚いたー。

2019.01.20追記
今月さらに2回見ちゃいました。
ロングランなのもあってついつい。
過去最高の回数になっちゃっいました。。。
ちょっと自分でもびっくりです。

2019.02.11&18追記
まだ上映していたので見納めにふらっと見に行ったらまさかのほぼ満席にびっくり。
やっぱリピーターも多いんだなぁと。
先日BBCのドキュメンタリーを見たんですが、グウィリム・リーもそうだけど、ジョセフ・マゼロの激似っぷりに改めてナイスキャスティングだと思わずにいられませんでした。
本当のところはわかりようがないけど、Queenの素晴らしい音楽と生きざまをこうやってエンターテイメント作品として最高に楽しめるのはすごいことだと改めて思います。しかもメンバー監修とかなんて豪華な!
劇場で堪能しまくったので、満足です。
こんな熱量で楽しめる作品があって、幸せだー。
早くディスク化してほしい!
アカデミー賞どうなるか、今からわくわくドキドキしています(*^^*)
単純ですが、しばらくQueen熱は続きそうです。
特に70年代が好きすぎて、Live映像とアルバムを聞き倒しています。

過去のインタビューでロジャー・テイラーが、"クイーンが好かれる理由の一つは、力強いメロディーに重厚なハーモニーを乗せられること。過剰になりすぎない程度に奇想天外な要素も加えながらね"と語っていて、正にそうだなと。

2019.09.15 追記。
熊本に新しく出来た映画館に、3面マルチシアターのScreenXが導入され、本作が復活上映されていたので行ってきました!
ディスクも購入したけど、大きい画面で見るとやっぱり良い!
3面になるのは音楽シーンだけだったけど、臨場感あって楽しめました。

2021.06.04追記
地上波初放送!ノーカットだったのでよかった!
公開当時はたしか吹替版なかったので、吹替初めてみましたが、けっこう台詞まわしが違っていて楽しめました。
久しぶりに観賞したけど、やっぱりどっぷり浸れました!

2023.04.21 追記
金曜ロードショーで!吹替。
かなりカットされていて駆け足だったけど、ライブエイドはフルでした。
何回目でもやっぱ見ちゃう。
カットされたシーンみたくて結局サブスクでも見てる。面白い!
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