しん

ボヘミアン・ラプソディのしんのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.5
冒頭のフォックスのテーマからギターリフで奏でられ、そのままフレディがライブエイドに今正に挑もうとしている後姿、その一挙手一投足が既に感情のボルテージをマックスまで引き上げる。
脚本の構成が素晴らしく、彼等のエピソードと共に彼等の曲のバックグランドが並行して描かれ、それがしっかりパフォーマンスで提示される。非常に映画的な表現に成功しているといってよいだろう。
絶対に映画館のスクリーン、音響で鑑賞して頂きたい。圧倒的な没入感と一体感に包まれるはず、久々に劇場で勝手に涙が流れた。
素晴らしい映画体験、配給が謳う魂の21分は伊達じゃない。
鑑賞後はユーチューブでライブエイドの実際の映像を観ると更に深みにハマること請け合い、役者陣の努力がしっかり伺えるはず。
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