Yuri

ボヘミアン・ラプソディのYuriのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.5
ロックが苦手で、フレディ・マーキュリーはもちろん、クイーンの曲も2~3曲しか知らなくて、何人のどんなバンドかも知らないで観に行きましたが、クライマックスのライヴシーンで全ての感情を持っていかれました(*>▽<*) 観た方が良いと急かしてくれた皆、ありがとう(´;ω;`) でも、私が唯一知ってる曲、やらなかった(爆)彼らの「家族」という考え方が素敵だと思いました。ラミ・マレックを始めとしたバンドメンバーを演じた役者陣が凄い(*゜Q゜*) 当たり前だけど、ラミ・マレックは「ナイト・ミュージアム」の時と全然顔が違う(笑)曲も声も圧倒的で、何気ないシーンでもラミがスクリーンで動き回るだけで、目で追ってしまうエンターテイナーぶりでした(*^O^*) クイーンを演じた4人は本作以前と以後で評価が全く変わってくるんじゃないかな(*^^*) やっぱり、歴史に残るバンドは、誰もが心奪われる生き様を駆け抜けてるのだなぁと感じました。ライヴシーンは臨場感が半端なくて、大好きなバンドの生演奏を初めて観た時のような心臓が飛び出そうなバクバクドキドキと、心揺さぶられ涙が溢れてくる感動と、泣き笑いになる高揚感で、もう全部ライヴシーンだけでいいと思いました(爆)ラミ・マレックの歌声凄すぎる!憑依ではないんだけど、丁寧にフレディ・マーキュリーを生きているのがビシバシ伝わってきて、感動し過ぎました(´;ω;`) 何て言うか、職人技。また、フレディとぶつかりがちだったロジャーの表情が泣けるんだわ。会場のオジサンの泣き顔でも泣けてきちゃう。自分もあの会場にいるみたいでした( ノД`)ベン・ハーディ、気になる存在になりました(*^^*) あと、昔の曲作り、特に音を重ねる作業は大変だったんだなぁと。クイーンみたいなバンドは特に。重ねる度にテープが擦りきれてってしまうなんて(@ ̄□ ̄@;) アーティストがロンドンとか音が良いとこで撮りたがる理由が垣間見えた気がしました(^_^;) バンドストーリーとしては目新しいものではなかったしサラリと通過したし、色んな人がクビになり過ぎだけど、映画史に残るライヴシーンの余韻が後引く逸作です♪
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