もくもく

ボヘミアン・ラプソディのもくもくのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.1
CMで聴いたことある曲だな、フレディは確かゲイで、エイズで亡くなったんだっけ、くらいの知識での鑑賞。圧倒された。

華やかな活躍の裏側のフレディの苦悩と孤独に泣かされ、終盤からライブシーンまでのあまりのかっこよさに、エンドロールまで号泣でした。パフォーマーであることが生きる理由なんだと、その境地に至ったフレディ。そんな風に言い切れる人間が、そしてそれをやり遂げる才能を持つ人間がどのくらいいるんだろう。そのかっこよさにまた泣けました。
フレディを中心としたクイーンを描いた愛のこもった絵画のような、神話のような映画でした。あと猫がかわいかった。猫への愛も感じる。

鑑賞中、おそらく全然Queenを知らないと思われる隣席の若い女性二人組が、コミカルなとこで楽しそうに笑い、苦しむフレディに涙し、エイズの告知のシーンでハッと息を呑み、そしてライブエイドではリズムに乗って少し体が揺れていて、なんだか私まですごい嬉しくて得した気持ちになった。
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