なりたい自分になる
本当の自分にしかなれない
この映画の冒頭、父親との口論は確かこんな感じだった。一回しか観ていないからうろ覚えでごめんなさい。
これがこの映画のテーマなのだろう。
なりたい自分になろうとする、その道の途中で出てくる本当の自分。その葛藤や苦悩を相手にぶつけてしまう。そしてようやく受け入れられた本当の自分、そして見つけた。それを受け入れてくれる家族を…
鑑賞後queenの曲を一通り聞いた。涙を流した
自分の容姿、生まれ、セクシャリティにコンプレックスを持っているフレディ、私は容姿だけだが…
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毎朝神を呪う。みんなが僕を貶したがる(somebody to loveより)
私なんか生まれてこなきゃよかった。( Bohemian Rhapsodyより )
顔は泥にまみれ、みっともない(we will rock youより)
顔に砂を投げつけられた(we are the championsより)
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これ、私も経験ある。苦しい。社会が私を否定しているようで
それでもqueenの曲は前を向いていた
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心臓の鼓動も弱くなったが、僕は大丈夫、平気だ。もう負けたりなんかしない(somebody to loveより)
何もたいしたことじゃないさ、僕にとって(Bohemian Rhapsodyより)
俺達が世の中を揺り動かしてやる(we will rock youより)
負けるきなんてさらさらない。必要なのは前へ進むこと。敗者になる暇なんてない。俺達は勝者なんだ。(we are the championsより)
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苦しみ悩んでる私の気持ちを吐き出し、前へ進むことを応援してくれた。
自分の義務を果たした。俺達はチャンピオンなんだ。友よ
俺達は最後まで戦い続けていくんだ
(we are the championsより)
フレディから、次は私が前へ進み、戦い、挑戦し続ける番だと言われた気がした。
*和訳には私情が入っていますのでそれについての批判や反論は勘弁してください。
~~~~~二回目~~~~~
ドルビーアトモスで鑑賞しました。普通の映画館の音響よりも、中音と低音がかなり大きく聞こえて感動も増します。特にライブシーンは身体全体で音を聞いてる感じがします。おすすめです。
始めにsomebody to loveが流れるなかライヴ・エイドに向かう。この曲は誰か私に愛すべき人を教えてくれ!と訴えている歌。
つまり、フレディに愛すべき人ができるのか?というのがこの映画の一つのテーマになっていると感じた。
いくつか間違いを犯し、大変な旅の末、ようやく愛すべき家族(バンドメンバー)や愛すべき本当の家族、愛すべきメアリー、愛すべき恋人、そして愛すべき自分を見つけることができた。
一回目に観たときは本当の自分を見つけ、自分を受け入れてくれる人も見つかったという感想だったが、somebody to loveの歌詞にそって愛すべき人を見つけるというのが個人的にしっくりきました。
queenの曲と映画の内容を把握しているのでラストのライブシーンは一回目よりも涙が3倍に増えてしまいました。