冒頭のシーンでとても大きくて頼もしくてかっこよかったフレディの背中。だけどその両肩が背負ってるものを垣間見るにつれ知っていく。過酷すぎる現実の前にフレディの背中はあまりにも小さい。
人の孤独につけいる奴は狡くて、それ以上に孤独それ自体が狡くて強い。どこにでも入り込んでくる。どうすればいいんだろう。
ドルビーアトモスというちょっと良い音響で観たの正解だった。頭上から聴こえる雨音が余計に寂しさを増幅させてきたし、ジャカジャーンって鳴らすギターの音一つで痺れる...。ライヴシーンで鳥肌が...。
フレディ役の人、誰なんだろう。エキゾチックでエキセントリックですっごい存在感!まじ...すごー。
どんなものにも歴史があって、その歴史を丸ごと飲み込むみたいに奏でられた『We Are the Champions』がとても感動的や。
物語中に散りばめられた曲たちがとっても良くて、それが何よりもQUEENってバンドの凄さを物語ってた。説得力なにごと。
一番好きなのはディスコみたい云々言われてた『Another One Bites The Dust』だけど。なんなんあの緊張感。ベースのリフかっこよ。ベーシストもかっこよすぎるけども。
なんで曲名わかるかっていうと帰り道にサントラ買ったからだよー。