みのりょ

ボヘミアン・ラプソディのみのりょのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.8
Queenの成り上がり物語をメインに、ボーカルフレディ・マーキュリーのマイノリティーとしての側面と、彼の周囲の人々との衝突について描かれた作品だったのかなと思う。

個人的にはいかにして成り上がったかもう少し焦点を当ててほしかったっていうのと、フレディの己のアイデンティティについて葛藤するシーンへの感情移入が難しい部分があったというのがあるかな。。共感力磨いていかねば。

でも全体として、感情を揺さぶられるシーンが何度もあり、とても見応えがあった。特にバンドメンバーとの友情を確かめ合うシーンには思わずうるっときた。

マイケル・ジャクソンがソロデビューして売れたのは歌とダンスという個人の裁量が大きいパフォーマンスが目玉だったから。

フレディ・マーキュリーは、彼の理解者であるQueenメンバーと切磋琢磨しあって作った曲があって、はじめて個がいきるということなのかな、、と思った。

Queenのベストアルバム聞いたことがあるってだけでも、色々と知ってる曲がたくさん出てきておすすめです。まだ見る前で聴いてないって人は是非YouTubeとかで有名どころだけでも聞いてみてください。

物語の随所に散りばめられたライブシーン(特に終盤から)は鳥肌もの!
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