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ボヘミアン・ラプソディのyaaaのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.0
音楽フェスは楽しいので15年前ぐらいからちょくちょく行っている。やっぱりお祭りの楽しさとカタログ的に色んなものが観れてお得なのがある。各アーティストも盛り上げてナンボなんでアゲアゲのセットリストで一見さん状態であっても十分楽しめる。
さて「ボヘミアン・ラプソディー」はブライアン・メイとロジャー・テイラー主催(たぶんここが肝)によるクィーンフェスティバルなのであろう。「にわか」や一見さんでもクィーンのエピソード、ヒット曲が広く浅く楽しめる。大トリはヘッドライナー、ラミ・マレックによる曲名「ライヴ・エイド」で最高の盛り上がりが堪能できる。コアなファンにとっては通り一辺倒
で退屈でも、そうでない者にとってはこれで十分ではある。事実、映画はライヴ・エイドで演奏するだけの話であって、「クイーン」の歩みは長すぎる回想でしかない。しかし、この長い前振りが重要なんだな。
作品としてはいまいちでも、商品としては最高である。

誕生・栄光・転落そして復活と目新しさのない構成である。
転落のところでは少々飽きてくるのは事実だがそこから盛り返す。
スター・ウォーズには長々とデス・スター攻撃。
昔のジャッキー・チェンの映画には長々とラスボスとのカンフー。
ボヘミアン・ラプソディーには21分のライヴ・エイド。
最後に満腹感あるシーンがあるのはやっぱりいいですね。

鑑賞中ずっとラミ・マレックさん以前に見たことあるよなぁとモヤモヤした気分になる。親日家のフレディさんの役だからなのか「日本人」でこの顔見たことあるよなぁと。
ヨーロッパ企画の石田さん?いやいや
A.B.C-Zの塚田さんや!
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