みい太郎

ボヘミアン・ラプソディのみい太郎のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.1
じつはQueenの全盛期は
知らないんだけれど…
この作品をみて
再人気が上がった時期にQueenを
知ったんだなあと実感。
IMAXで観て大正解。

ラジオから流れてくるkillerQueenやバーイセコッバーイセッコでお馴染みバイシクル・レースなんかを繰り返し聴いていた中学生の頃。

ラジオをテープに録音して繰り返し聴いていたというアナログな時代。

音楽が先で
フレディ・マーキュリーの
ビジュアルを始めて観た時の衝撃を今でも覚えている。
志茂田景樹バリのタンクトップと
ピチピチのもっ◎リパンツ(^_^;)
思春期真っ只中の田舎に住む少女であった私はあの出で立ちを
ゲイとかそうゆう癖は
理解してなかったけど…
彼のスタイルや信念を受け入れるほど大人でも成熟もしてなくて
違和感に拒否感がでて
多分ひいた(苦笑)
そんな感じで…音楽も聞かなくなってしまった。

大人になった私はフレディの音楽に泣いた。早い段階で…。
彼の才能と反比例しての
孤独感の深さ。
周りに恵まれているんだけど
あの時代のゲイという周りとは合い戯れられない違和感で
信じる事が出来ない哀しさ。
あんなに人々を幸せにしていい顔にさせるミュージシャンなのにプライベートは寂しくて幸せを感じられない日々。

彼の苦悩を理解できる大人になれて良かった。ゲイを差別しない人間に成長して良かった。

ライブシーンの
we are the champion。
心が苦しくなるくらいポロポロ
泣いた(^_^;)
父の教訓も身に染みた。

中学生の私に教えてやりたい。
アンタが思うその訳詞は
ちょっと意味が違うよ。
そして人は見た目だけではないんだよ。って(苦笑)
みい太郎

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