"あれってQueenの曲だよ"って言われてやっとわかるぐらいの知識しかないから…と遠ざけてたけど、
彼らについて何一つ知らない状態で観ても、全く置いてけぼりにならなかった！すごい！
特に曲の存在がとても大きい
制作過程もちゃんとストーリーに組み込まれてるおかげで、
今まで知らなかった曲もちゃんと心に響くようになる
バンド結成から着々と登りつめていく様子を観ているうちに、リアルタイムでQueenとフレディを追いかけ続けてきたファン…というか、Queenの一員ぐらいの気持ちになって、
ラストのライブシーンでめちゃめちゃ泣いた
バンドとしての成功だけじゃなく、フレディの生き方自体も含めて、一種の達成感のようなものを感じた…
70〜90年代を描いた作品って、その世代の人たちの昔を懐かしむ気持ちが強烈に出てると、どうしても距離を感じるんだけど、この映画にはそれがなかった
ただの昔語りで終わらず、ちゃんと今の10〜20代にも響く作品になってる
"今、蘇る"って表現がピッタリの映画
