1970年代初頭のロンドン。
ペルシャ系インド人ある両親から生まれた、ペルシャ系移民出身のファルーク・バルサラは自身の生い立ちを嫌い、ファルークでなく「フレディ」と名乗っていた。
夜遊びばかりしていたフレディは、ある日ファンだったバンド「スマイル」のメンバー、ギタリストのブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラーに声をかけた。
ボーカルが脱退したばかりの同バンドで新しいボーカルとしてメンバーに加入することとなり、同じく新メンバーのベーシスト、ジョン・ディーコンと共に新しいバンドをスタートさせる。
「ユージュアル・サスペクツ」や「X-メン」などの監督をつとめたブライアン・シンガーによる、イギリスの伝説的ロックバンド「Queen」の伝記映画。
今さらですが鑑賞しました^^
映画自体は普通の伝記映画と変わらない印象を受けましたが、けれど圧倒的に「Queen」の魅力に惹かれる作品でした。
フレディ・マーキュリーの始まり、家族との確執、バンド仲間やメアリーとの関係、彼自身の孤独との戦い…
非白色人種として、セクシャリティの部分も含め、自身のコンプレックスを乗り越えて、ステージに立つことはどれだけの覚悟が必要だったのだろうか。
個人的には曲作りのエピソードが知れて良かったですし、フレディ・マーキュリーの本当の姿を知ることができて良かったと思います。
ラストのライブエイドのシーンは圧巻され、鳥肌が立ちました。
もしライブエイドというステージに立たなかったら、解散していたかもしれないという裏話さえあるほど、クイーンにとって大切なステージでもありました。
実際のライブエイドの映像も探して観てみようと思います。