Queenはジャンルに囚われないバンド。そのバンドの結成から最後のライブまでを描いた作品。
一番印象に残ったのはフレディ・マーキュリーの孤独感。他のバンド仲間には恋人がいる、家族がいる。しかしフレディーには…。本当の幸せは、普段近くにありすぎて気づかないってこと、たまにあるなー。この手の作品を見ると、いつとハッとさせられます。
そして、そのマイナス要素を払拭するほどのライブシーンは圧巻！『エーロレロレロレロレロレロ』的な観客とのやりとりを見ると、孤独感など皆無。『自分が何者なのかは自分が決める』目覚めたフレディは最強でした。
実話を基に作成された本作。着目するべきは、フレディ・マーキュリーの芯の強さです。そして、これだけ強い人間でも、挫折し、落ちこぼれることもある…。その時、奮起するきっかけとなるのは、人間との関わり。関わった全ての人を大切にして、自分自身も大切にされる存在でありたいですね。
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