そっと覗き見

新世紀、パリ・オペラ座のそっと覗き見のレビュー・感想・評価

新世紀、パリ・オペラ座(2017年製作の映画)
3.3
バレエダンサーやシンガーなど、舞台に立つ側のドキュメンタリーは色々と観ているけど、それを支えている舞台に立たない側のドキュメンタリーは観ていなかったのでこちらを鑑賞。
派手さはないけど、地味ながら面白くて楽しめた。
オペラ座は有名だしお金に困らないと思っていたけど、オペラ座も資金難だったのかとびっくり。
会議でチケット料金の見直しについての色々な意見を聞くと、「どこも不況なのか…」って悲しくなってしまった。
テロやストライキなどについても描かれていたりして、フランスの抱えている問題も勉強になる。

色々なエピソードが紹介されていたけど、なかでもお気に入りなのは、出演二日前にして体調不良による歌手のドタキャン騒動と、新人オペラ歌手のミーシャ青年のお話。
前者は、代役探しや代役に決まった歌手の不安っぷりにこっちまでハラハラドキドキ。
後者はミーシャくんの純粋さや才能にうっとりしてしまった。

オペラに何も興味ない私でも楽しめたから、オペラファンはもっと楽しめたんだろな。
今度は日本でも宝塚歌劇団のドキュメンタリーとかやってみたら面白そう。
宝塚も観たことないけど、やはりドキュメンタリーとなると気になるところ。