GAGAオンライン試写会にて
静かでクールな映画でした。
何かにずっと足首を掴まれているような、そんな程よい緊張感。
自分を抑制する両親や宗教、始めたばかりの生活での孤独感、解き放たれた世界への憧れ…1人の少女が大人へと変わっていく物語でした。
気味の悪さや恐怖感を期待してしまったので少し物足りなさもありましたが、狙った脅かし方がなく、現実的と重ね合わせられる程度のヒヤリ感というのも良かったです。
全体に淡々とした進み方なので、それほど残虐でないシーンが際立っていたし、自分の好きなように解釈して楽しむことができました。