samiam

テルマのsamiamのネタバレレビュー・内容・結末

テルマ(2017年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

酷く怖がりのため、あまり怖い映画は観れないが、予告を観て興味を引かれ、仕事の後のジム帰りに覚悟して一人で観賞。

劇場に入るや不安を誘うような音階が聞こえてきて、ゾワゾワ。

父と娘と覚しき二人が凍った湖の上を歩いて行き森の中へ。猟銃に弾を込め子鹿が現れそれを撃つのかと娘が子鹿を見つめている背後で父が銃口を子鹿から娘に向け直し。。しかし何も起こらず。。。
そんな不穏な始まり方。

広い石畳のコンコース全体を上空から映し徐々にズームインして一人の若い女性を映し出す。
後にそこは大学のキャンパスで、女性はそこの学生であることが分かる。
この主人公が図書室で発作、痙攣を起こし病院に運ばれるが、原因は分からず、後日精密検査となり。。
発作時に図書室にいた怪しげな女学生がアプローチしてきて、親密になっていく。。。極端な接写の映像などで不穏な空気を醸し出すが長くは続かず。。。
どこで、恐怖のシーンが始まるのだろうと緊張していたが。。。
精密検査で、無理矢理発作を起こさせるために気に障りそうな質問を繰り返し。。。
そして発作が起こり。。。
少しづつ主人公の不幸な、隔世遺伝された特性が明らかになっていく。。。

終わってみれば、あまり怖ろしいシーンもなく、激しさもなく、ちょっと肩透かしを食った感じ。。。
目から血も出てなかったし。。
怪しげな女学生も再び現れて。。
いったい彼女はどこに行っていたのだろう?
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