ゆず

ガーディアンズのゆずのレビュー・感想・評価

ガーディアンズ(2017年製作の映画)
3.3
ロシア発のアベンジャーズというかX-MENというかファンタスティック・フォー?
でもファンタスティック・フォーのように明るくコミカルな作風ではなく、けっこう大真面目にやってたりするのだが、なかなかの笑撃だった。
いろいろとツッコミどころは多いので楽しい。

人体実験によってミュータントとなった4人の異能者が集められ、彼らを実験した悪の博士の野望を阻止するために戦う。
まあとにかくクマ人間が笑撃である。
他のヒーローが、サイコキネシスに透明人間にウィンターソルジャーと、「それ、もう見た」と言いたくなる中で、クマ人間だけが、そのアイディアといい、絵面といい、圧倒的な独自性で輝いている。
正直、クマ人間はめっちゃ愛されるキャラだと思う。

ただ、ヒーローとしてのオリジンはほとんど描かれず、過去の話は台詞で済ませる。
あと、全体的にユーモアに欠ける理由として、無駄なお喋りが一切ない。進行上、必要な台詞のみで、ウィットに富んでない。国民性ではないと思いたい。
お国柄といえば、巨大な電波塔を力技で運んでいく一大事業はどこか、ザ☆社会主義という感じがした。
ラストの決着も思い切りツッコミ入れたくなる感じ。



2/28 ガーディアンズ 字幕 @チネ・ラヴィータ
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