観賞後、ものすごく疲労感を味わっていた。
2年ぶりの瑞沢かるた部。
コレで観納めかと思うと祭の後の様な寂しさも感じる。
クライマックスに向かうにつけ、
かるた部メンバーの抱えているそれぞれの想いが終着するだけでなく、そこにリンクして試合運びや展開までもキッチリ考え抜かれている。
やってきたことの全てをそこに賭けるという意味ではオリンピック選手だったり、受験生でも当てはまるのかも知れない。
上の句、下の句を経たからこそ成し得る一つの到達点。かるた部メンバーとまるで同じ経験をさせてもらったかのように感じさせられる。彼らと同じように笑ったり泣いたりするからこその疲労感なのだろう。
そんな王道を行く作品だからこそ、味わえる感動がある。